すいすい小噺#143



思い出 思い入


こどもたちって本当に敏感で
思わぬ方向へ情報が飛んでいくことがある


何回か前に
あとすいすい続けるのが1年ちょっとなんだよ 
こどもたちに伝えていた


久しぶり 
1ヶ月ぶりのサントレすいすいにくると


こどもたちが遥か遠くから駆け寄ってきて待っててくれる




次回の予定表が新調できたので
予定表あるよぉ〜 と手を渡すと
みんな少し悲しそうな顔をしている


ん???



どうやらウワサでは
本日ですいすいは「最終回」になっているらしい笑



ほらね〜 という声も聞こえる



んんん・・・???



何がどうなっているかわかんないけど
開店時間も過ぎていることだし
ひとまず販売開始


状況をつかみながら
自然と何が原因かわかるかな と
ラジオから流れるVaundyの音量を上げる



駄菓子が売れ続けて
一人ひとりとジャンケンしながら
ことの流れを察していくと
15分くらいで全貌(ぜんぼう)がつかめた


どうやら
おともだちからおともだちへの口伝えの中で
1年ちょっとあとの閉店が時短されていき
いつしかもうあと数回の開催となり
今日のサントレが最後かもしれないになり
次回の予定表を見て確信を得た という状況


そう

オジサンもうっかりしていたけど
いつもサントレは今日と次回みたいに
2回分の予定を載せるんですが
今回はたまたまイベント出店がからみ
サントレの次回を載せなかったんです








それで
みんな次回のサントレが書いて無いから
てっきり最終回かも・・・ということらしい


そう言えば

最近オジサンの中で
いつか聞けたら希望だな と思った言葉を
何人かの男の子が言ってくれたことがあった


1〜4年目に そのセリフはなかったけど
5年目から二人
そんな言葉をかけてくれた少年たちがいた



『オジサン オレもいつか駄菓子屋やるよ!』



どんな思いでその言葉をくれたのか
知る由もないんですが
素直に嬉しかったし

どうなることやらで始めたすいすいだったけど
いつかこの子たちがオトナになった時
またその時のカタチで生まれるかもしれないな









きっとこの子たちの中に
「駄菓子屋」という存在はきっと残ったんだな


そう思えた瞬間でした


だからって
ニヤニヤしながら向かってくる
将来の駄菓子屋〜ズへの
じゃんけん1日1回のルールは変えないけどね!

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