すいすい小噺#128
もうすいすい始めてから4度目のクリスマス
本当に月日が経つのは早いものですね
年に一度のサンタ姿をしながら三輪自転車をこぎます
3人組のおばあちゃんたちが
「みんな オジサン来るのかなぁー!? って言ってたわよぉ〜!」
と笑顔を送ってくる
師走のドタバタでクリスマすいすいはまた遅刻
みんな 申し訳ない
でも今日は道路にはみ出さずにみんなで列を作って
待っていてくれたいつもの男塚
2021年も色々あった二学期のラス
みんなの表情もどこか長い学期を終えた
「達成感」のようなものが見える
今日は「当たりくじ」を持ってきてくれる子が多かった
今までために貯めて今年最後に一気に使っている
150円分の当たりくじを使い
さらにいつものジャンケン大会で勝利して
意気揚々と帰っていく子もいる
久しぶりの子も何人も来てくれたし
サントレに来てくれてる親子のおともだちも来てくれたりした
みんなで今年最後のすいすいを楽しんだ
男の子が遠くで叫んでいる
何があったかはわからないが
数名のこどもたちの声が近づいてくる
10円のピリカラ焼肉を食べ始めた子が
一枚しか入っていないはずの袋に
二重になっているお菓子を見せてくれた
製造過程でのエラーだろうけど
まさかの倍の量にみんなで「よかったねー」と言い合う
たくさんのことが起きた今年
こどもたちにとっても
一人ひとり実にいろんなことが起こった一年だっただろう
前半はお勘定の列で集中しているけど
後半の時間は一人ひとりとゆっくりとお話しする
閉店時間前に陽は落ちて
すいすいの灯りが一段と明るく感じるころ
今年最後のすいすいは閉店した
いつもの日常の中に
空気のように存在することを目指してやってきたけど
きっと今はだいぶ空気のような存在になれているのかな
そんなふうに思ったり
みんなの2022年はどんなだろうか
オジサンの2022年はどんなだろうか
またこれからも一緒にお話ししようね
駄菓子の新作入れるからさ
メリークリスマス!!
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