すいすい小噺#123
わからないよね
1ヶ月ぶりのサントレなんだけど
行った早々、今日はやめた方が良いかなってシチュエーション。。。
いつもやっている広場に仮設事務所ができた時点で
大規模修繕工事中なのは先月からわかっていた
前回はその広場の空いているスペースを使わせてもらったけど
今回はその空いていたスペースにも工事用の板が引かれていて
こどもたちが走り回るスペースとしてはすぐ転ぶのが目に浮かぶ・・・
・・・やるべきでは無いかな・・・
開始予定の夕方4時前に到着し
工事の人が多いためかこどもたちの姿は無い
道路部分で立っていた警備員のおじちゃんに声掛けて
毎月1回やっている旨をお話しすると
現場事務所に監督がいるからまずは挨拶してきてくださいとのこと
言われたまま仮設プレハブの2階建て1階にあった事務所へ
事務員らしきお姉ちゃんが1人いて
現場監督さん達は現場に巡回に行っていることを教えてくれたので
そのまま警備員のおじちゃんに話した内容を話した
そして
いつものスペースは危ないからやらないこと
道路側の部分で工事に支障ない形でやらせて欲しいこと
1時間のみ(16:00-17:00)やらせて欲しいこと
工事用車両(職人さんたちの車)には気をつけること
などなどを話し合って
何かありましたらそこにいますし
オジサンも実は建築関係の人である訳で 笑
「名刺(すいすいのハンコ付き)」を渡して仮設事務所を後にする
ミチ端っこ(と言っても通常の道路とはバリカーで塞がれている)で
何とも言えない感じでスタンバイ完了
こどもたちは
全くいる雰囲気ではなく
時折安全帯にヘルメットを付けて
ジロジロとすいすいの前を通り過ぎる現場のおじさん達
うん
来ないね
これは
間違いなく
こどもたちが
ワーッとくる感じはしない・・・
何だか「初めて」すいすいをやった時の記憶がよみがえってきた
でも
1ヶ月に一回のサントレすいすいだし
前の回でお伝えしていた子は
この日の この時間の この場所を覚えているし
それ以外にすいすいがここに現れることを知るきっかけはないし
・・・このままゆっくりと時間を過ごさせて頂こう・・・
たまたま通りすがった一人のおばさんが
3音さんの雑貨(マスク)を買ってくださった
30分経過したけど
やっぱりこどもたちは現れなかった
まぁ、仕方が無い・・・
座り込んでスマホをのぞきこむ
あ、持ってきたドリンクでも飲もうかな、と立ち上がった時
「オジサン!こんちはー!!!」
「やってたのーーー!!!???」
「わかんなかったよーーーーー!!!!』
といつもの小学生4男女がすいすいの前に現れた
数珠繋ぎにそれから次々と
次々と現れてくるこどもたち
あっという間にすいすいの周りは
こどもたちだらけになった
***
17:00 が過ぎた
すっかり日が暮れて
すいすいの灯りが周りを照らす
植栽の縁石にずらっと駄菓子を食べて座っているこどもたち
そしてママたち
みんなそれぞれ駄菓子を楽しんでくれている
初めてすいすいを知ってくれたご家族もいた
今日の工事を終え
ゆっくり歩いてくる現場のおじさんたち
一日の肉体労働を終え
どこか疲れた顔にも笑顔が見える
あれ?
おじさんたちも停めた自分の車の周りで
帰り支度をしながらすいすいを眺めてくれている
こどもたち
ママ・パパたち
職人のおじさんたち
警備員のおじさん
オジサン
そしてすいすい
何だか ごちゃ混ぜになってて
楽しい夕暮れの光景だった
ふと
一人の外国の職人さんが
「何屋さんですか?」と聞いてきてくれた
「駄菓子屋です」と答えたものの
その人の国に「駄菓子屋」があるかどうかはわからない
その人は首をたてに振って喜んでくれた
いつものこの風景を見ることはないと思ったけれど
まー いつもそうだけど
最後までわからないよね
次回以降の紙もみんなに配れたし
今日もみんな来てくれてありがとね!
そして
毎日頑張っている現場のおじさん達
今日もお疲れ様でした!これからも安全第一で!
みんなで楽しく
この11月も進んでいきましょ
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