すいすい小噺#100
年内にもう1回きたほうが良いか?
11月にみんなに聞いた時
絶対に来てほしいの声が多かったサントレ
風が無い冬の日
コロナウイルスがどんどん広がってくる雰囲気の中
どうしても開催する側としては
感染防止対策も気にしない訳ではなく
それなりにできることをしていかなければ・・・
そう思っているオジサン
毎回すいすいに来てくれた時点で
みんなにアルコール消毒をしてもらう
今回は3本持っていった
何回もしてもらうために
時々やってね
と
声を掛けていく
サントレには
小学生たちがメインだったけど
最近は未就学の小さなこどもたちも良く来てくれる
ママと手をつないで
楽しみにしてくれているおともだちがふえた
駄菓子をえらぶこと
お金をはらうこと
じゃんけんをすること
3−5歳位の小さな子にとっては
きっととっても刺激的なことなのだろう
どの子もキラキラした目をしている
そんなとき
オジサンは必ず
しゃがむ
しゃがんで
できる限り地面に近づいて
その子たちと同じ
水平な目線でニッコリと笑う
それだけで
こどもたちも笑ってくれる
盟友との再会だ
ある小さな女の子が
おともだちと来てくれた
それぞれのママも後ろについてて
ゆっくり駄菓子を選んで
じゃんけんもして
少しはなれたベンチで食べて
少し経ってまた駄菓子を買って
また遊んで
日が暮れるのが早い
なんせ冬至前日だから
でも
すいすいの灯りは
優しく周りを照らす
MAKITAの充電ライトも
雑貨コーナーと10円コーナーを照らす
さっきの女の子は
買った後に
かならずオジサンをジッとみていた
まだすいすいゾーンにいるのに
客船の船出
テープカットで別れを惜しむ恋人同士のように
からだは前なのに
後ろを見ていたりする
周りが真っ暗になって
そろそろ店じまいかな
最後にまたさっきの女の子が来た
おともだちとママと買い物をして
またしゃがんでお勘定
きっと何か伝えたいのかな?
そう思ってお勘定を終えた後も
その女の子とニッコリ
しゃがんだまま 目線を合わせていた
女の子も真っ直ぐにこっちを見てて
口が少しゴモゴモしてきた
と思ったら
急にビックリするような大きな声で言った
「(息を吸う)・・・どーうーもーーーー
(息を吸う)・・・あーりーがーとーおーーー!!」
真剣な顔で
大きな声で言ってくれた
ヤバい
オジサン 顔が緩みながら
何だか涙腺が緩む
「・・・こちらこそ どうも ありがとう!」
女の子とおともだちとママたち
手を振りながら帰っていく
小学生の女の子たちが
自主的にゴミ袋を持ち
MAKITAのライトで灯りをつけて
ゴミ拾いをしてくれた
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