すいすい小噺#90



モノノカチ

7月が終わる

1学期最後のすいすいには
何人ぐらいの子たちが来てくれたかなぁ〜
あのパチパチするので測ってみたいけど
絶対連打する子が出てくるので意味がないかな

今日は暑くなると勝手に思い込んで
色々と凍らせてきましたが
気温は24,5℃ と意外と涼しい・・・
カチンカチンの駄菓子たちが笑ってる

その代わりに蚊の皆さんが
男塚公園前に押し寄せる
飯の時間だぞ〜 って
それはもうマイクロ献血ルームのような(笑)

その日は
またまたMoonSistersさんが
すいすいに来てくださった

産地直送野菜販売のように
産地直送雑貨販売
3音さんの最新作も一緒に並ぶ
前回からキャワユイ雑貨が
すいすいの隣に並んでおる

オジサンには絶対に似合わない
ピアスとかイヤリングもある

日程予告紙に書かれてた日だったから
結構ちょこちょこと 
こどもたちが来てくれている

女の子が二人 御来店
(最近女子2ネタが多いw)

駄菓子屋を一通りゆっくり眺めて
雑貨を一通りゆっくり眺めて
行ってしまった・・・

・・・あれ 何かあったかな・・・

ちょい気になったが まぁ良い

蚊部隊と戦いながら
お勘定にしばし脳味噌を使う

30分くらい経ったかな
さっきの女の子達が戻ってきた

一人の女の子が

駄菓子を素通りして雑貨の方へ・・・

「これください」

持ってきたのは小さなハンコケースみたいなモノ

「これ欲しかったの?」

「うん」

お勘定を済ませ 大切そうに持っている女の子

「それはね 
 あの茶色の洋服着ているママが作ってくれたんだよ」

「・・・!?・・・え、そうなの??」

「そう バックとかは また別のママが作ってくれたんだ」

その後

その女の子は駄菓子を買いながら
イヤリングを買った

300円
400円
500円 
10円
20円
30円

価格帯の違うものが売れる

もう一人の女の子は
ひたすら当たり付き駄菓子を買って
勝負をしていた 目がマジ

雑貨も買ってる子が
また別のアクセサリーを 見ている
手にとった商品を
じっーーーーーーーっと 見つめている

もう一人の女の子が
駄菓子を食べながら言う

「でもそのピアスみたいの
 100圴とかにも売ってるよ〜!」

雑貨を買った子は動じず
品定めをしている

そして少し経ってピアスを1つ買った
どうやらママのためのものらしい

その後
その女の子とMoonSistersさんが少し会話をしてた

作った人が目の前にいること
作った人を知っていること

駄菓子道を貫いていた勝負師ガール

最後にイヤリングを買っていた(!)

セミの声が夏の訪れを告げる

この風景と
この空気と一緒に
この場で買ったモノ


女の子たちが
ずっと大切にしてくれるといいな

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