すいすい小噺#68




1えんだまのゆくえ

おしはらいには
 
10えんだまでも
50えんだまでも
100えんだまでも
500えんだまでも
1000えんさつでも
 
そして

1えんだまでも
5えんだまでも
つかえるすいすいですが
 
その1えんだまがあつまったとき
あるばしょに「きふ」しています
 
1ねんに1かい
そのだんたいのこうえんかいがかわごえであり
まいとしさんかしているのですが
そこで
1ねんかんためつづけるとちょうどいっぱいになる
サンカクスイのチョキンバコを1ついただきます
 
ことしはこのハコだけではたりず
コビンを2ついっしょにきふしました
すいすいにきて1えんだまをつかってくれた
みんなのおかげです
 
そのこうえんかいでは
キムラマサコさんというおばさんの
おはなしをききました
 
いくつもこころのなかにのこるコトバがありましたが
2つごしょうかいすると
 
おばさんはあるときクルマにゆびをはさんで
ホネがこなごなになる「フンサイコッセツ」をしたそうで
そのあと 
おいしゃさんもおばさんも
どうなるかしんぱいだったみたいなんだけど
じかんがたってみつづけていると
すこしずつ 
すこしずつ
てのなかでくだけちっていたホネがあつまり
さいごにはもとにもどった 
というはなし

おやすみまえの10ぷんかんのことは
ねむっているあいだずっと
リフレイン(くりかえし)していること
たのしいことをかんがえてねむる
つらくかなしいことをかんがえてねむる
ぜひ
じぶんじしんをホメてほしい
せかいへいわはひとりひとりからはっするもの
ハチドリのひとしずくでもハモンはひろがる 
というはなし

おばさんは
ステキなおはなしをいくつもいくつも
してくださいました

みんなが
だがしかうときにつかってくれた1えんだま

だいかつやくしてますからね!
 

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