すいすい小噺#66


本当にゴクゴクたま〜にですが

マルシェとか
イベントに
参加させてもらっている



登場する条件は「子どもたち」が関連していること


今回もステキなアートスペースにて
ちょっとだけ出店させて頂く

いつもの雰囲気とはだいぶ違う
駅に向かう人の動線上の場所

駅から来た人も
駅に向かう人も
歩いてくると
突如、軒先に変なオジサンが駄菓子を売っている、というw

『こういった状況って今まで無かったなぁ〜!』

微妙な奥行き距離の中にモジモジしながら
屋内スペースで行われているワークショップに顔も出したり
自由にゆるゆると駄菓子販売

イベントに来られていた子どもたちや大人の皆さん
出店者の皆さん
そして、道ばたで興味を持って買ってくれた方々
どうもありがとうございます

はじめましてだらけの状況で
冷静に考えるとすぐ隣りはコンビニで
買おうと思えば駄菓子は買える状況で
でも興味を持って
のぞき込んでくれる人がいると
それだけでとても嬉しい

高校が近くにあるので
高校生たちもたくさん歩いてくる

男子は素通りが多く
女子は興味がある子は少しチラ見してくれる

ある体育会系っぽい女子高生4人組
興味深げに箱の中をのぞき込んでくれて
ジーーッと見てたんですが
ある子が

「あ、コレ、食べるとヤバいやつじゃん!!」

と言い、少しの沈黙の後、
4人は静かに駅に向かって行きました・・・

その言葉を受け取って
瞬時にいくつかの解釈と
いくつかの感情が芽生える

「ヤバい」を
「良い」と捉えると

めっちゃ美味しい!
どんどんお金使ってしまう! といった感じで

逆に「悪い」と捉えると

身体に良くないモノが入っているかも
学校帰りだし、先生に見つかると厄介かも 

そんな感じか・・・


人って
大きくなってくると徐々に口数が減って
察する
ということが多くなってくるのかもしれない

男女の初々しい恋愛なんて正にその真骨頂?
そういった恋人同士は今日は素通りが多かったが(笑)

いつも何も言わずとも
果てしなく話し続けている子どもたちの存在

多少の言い間違えなんて気にしないで
次々に熱いメッセージを届けてくれる子どもたちは
オジサンにとって、いつも輝いている

言葉の解釈一つで
気持ちがどっちにも転がって行くようなセリフでも
オジサンは「良い」方に捉えることが多い

ポジティブをかみしめ
ネガティブを反転させ
今日もすいすい生きていこう

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